ハーブやお茶素材


お茶にもよく用いられる代表的なハーブやスパイス リスト

ローズ

学名:Rosa damascene L.など

使用部位:花

主な作用:鎮静、美肌、強壮、解毒など

 

オレンジピール

学名:Citrus sinensis

使用部位:果皮

主な作用:鎮静、利尿、消化促進、抗炎症など

 

コーンフラワー (矢車菊)

学名:Centaurea Cyanus L.

使用部位:花

主な作用:消化促進、リウマチの症状の緩和など。

 

ワイルドストロベリー(リーフ)

学名:Fragaria vesca

使用部位:葉

主な作用:抗うつ、整腸作用など

 

カレンデュラ(マリーゴールド、キンセンカ)

学名:Calendhula officinalis

使用部位:花

主な作用:胃腸系の症状を緩和、風邪やインフルエンザの予防、ホルモン様作用など

 

ジンジャー

学名:Zingiber Officinale Roscoe

使用部位:根茎

主な作用:血行促進、殺菌、乗り物酔いの緩和など

 

サフラワー(べにばな)

学名:Cartbamus tinctorius

使用部位:花

主な作用:血行促進、婦人系の諸症状(生理不順、生理痛、更年期障害など)など

 

ラベンダー

学名:Lavandula officinalis

使用部位:花

主な作用:抗うつ、鎮静、抗菌など

 


マテ茶

南米のお茶といえば「マテ茶」。パラグアイ、ブラジル、ウルグアイなど、南米の国では、大人から子供まで親しまれています。カルシウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルやビタミン類も含まれており”飲むサラダ”とも呼ばれています。コーヒーや紅茶と比べると、量は少ないですが、カフェインを含む点も特徴のひとつです。

 

マテ茶にはマテ茶用の道具もあります。マテーロという器とボンビーリャという金属製のストローを用います。マテーロに茶葉たっぷり入れて熱湯を注ぎ、茶葉を入れたままボンビーリャから飲みます。ボンビーリャの先はストレーナーのようなものがついているので、茶葉がこされるような仕組みになっています。このボンビーリャには茶葉やお茶の粉も詰まりやすい。南米では何度もお湯を継ぎ足して楽しむようです。

 

日本では、ティーバッグ入りになっているものもあるので手軽に利用できるし、マテーロとボンビーリャで南米スタイルで飲んでもいいですね。


シナモン

■シナモン

科名:クスノキ科

学名:Cinnamomum verum (Cinnamomum zeylanicum)

原産地:スリランカ、南インド

産地:スリランカ、インド、インドネシア、ビルマなど

作用:血行促進、毛細血管の修復・保護、消化不良改善、駆風、抗菌、抗ウィルス、抗けいれんなど

 

【シナモンティーの作り方】

シナモンスティックは手で適当な大きさに細かくして、茶葉にブレンドして入れるだけ。シナモンパウダーなら、入れたお茶に振りかけるのが基本です。シナモンスティックは先入れ、シナモンパウダーは後入れがポイントです!

 

 ♪ハーブティーに加えて

シングルハーブより、複数素材をブレンドしたハーブティーにおすすめ。ブレンドに加えると、シナモン独特の個性により香りや味に変化ができ、いつものハーブティーとは違った気分で楽しむこともできるのです。使い方は、シナモンスティックを細かく砕いて混ぜ、いつものようにお茶を入れるだけ。

 

 

 ♪紅茶に加えて

紅茶にシナモンという組み合わせは間違いなし。シナモンスティックを細かくして、お好み量紅茶の茶葉に加えて入れるだけ。おすすめ紅茶は、セイロンブレンド、ディンブラ、ケニアなどでストレートに。アッサム、ウバなどでシナモンミルクティーにしてもOK。

あるいは、紅茶を入れた後にシナモンパウダーを振りかけるだけでもいいですし、見た目におしゃれなシナモンスティックをマドラーとして使っても。

 

 ♪ほかにも意外な使い方!

コーヒー、ココア、ワイン、日本酒、おしるこなどにも。シナモンパウダーを後入れで、振りかけるだけ。少量のシナモンパウダーでも香りにアクセントが付きます。ちょっとした気分転換に楽しんでは?

すべての素材においていえることですが、同じものを摂取しすぎることは体によいことばかりではありません。妊娠中の方は使用量には気を付けてお使いください。

【参考】日本メディカルハーブ協会監修「メディカルハーブ 安全性ハンドブック」

 


シナモンとカシア

カシア(C. cassia)もクスノキ科で、シナモンの親せきのような関係にあります。シナモンパウダーとして、粉状になって販売されているものは、シナモンなのかカシアなのか、見た目での区別が難しいです。その場合、シナモンパウダーの包装を確認し、産地の表記を見てください。原産がスリランカである場合はシナモン、それ以外だとカシアの場合が多いように思われます。

スティック状になっている場合は比較的区別しやすく、巻き具合を見ると分かりやすいです。シナモンは樹皮のコルク層をはがして巻かれており幾重にも層になっていますし、カシアは樹皮をそのまま乾燥させており厚い層になっています。

市販されているものを調べていると、スティック状のものはシナモンが主流で、パウダー状のシナモンは、シナモンとカシアが同じものとして売られているようです。

スパイス自体の働きを期待するならどちらを使ってもよいですが、香りは異なります。独特の上品な芳香を備えたシナモンと、それよりやや強くて濃い香りがするのがカシアです。

どちらを使うかは、お好みで。香りで選んでもよいですし、シナモンスティックかシナモンパウダーか使いやすい形状で選んでもよいかと思います。


温州みかんを食べよう! そのすごい効果とは

 

温州みかんには、β-クリプトキサンチンというカロテノイド*が多く含まれます。

 *カロテノイド… 黄色や赤色などの色素の総称。β-クリプトキサンチンはカロテノイドの一種。

 

このβ-クリプトキサンチンは、果肉だけでなく果皮により多く含まれるため、乾燥させて細かく砕いたり、粉状にしていろいろな形で摂取するとさらに有効と考えられます。

 

β-クリプトキサンチンの有効性については以下のようなことが挙げられています。

・アルコールによる肝障害を予防

・糖尿病予防

・動脈硬化予防

・骨粗しょう症予防

・免疫力強化・がん予防(発がん物質や活性酸素などの有害物質が体内の細胞を傷つけるのを防ぐ)

・美肌作りをサポート

 

厚生労働省と農林水産省の食生活指針によると、毎日果物を200g食べるとよいとされています。毎日の果物摂取のなかで、温州みかんの出回る季節には1日1個はとるとよいようです。

 

次の項目では、みかん(実際には温州みかんを使用)の皮の活用法を紹介しています。

 


みかんの皮の活用法  陳皮・みかんパウダー

温州みかん
温州みかん

冬、みかんがおいしい季節。スーパーでも、たくさんのみかんが売られています。甘くておいしいみかん。でも、皮はどうしてます?

皮ごと食べるというひとも中にはいると思いますが、ほとんどの人がみかんの皮は捨ててしまうことでしょう。

 

エコの面からだけでなく、健康的側面でもみかんの皮を有効活用したいですね。   

 

みかんの皮を乾燥させたものは、漢方では陳皮として知られています。(陳皮は、乾燥させて一年以上経過したものの方がよいといわれているようです。)そのパワーについては、健胃、整腸、止嘔、去痰、鎮咳、発汗作用など。

 

この冬おすすめ、みかんの皮の活用法としてみかんパウダー(陳皮)の作り方とその利用方法をご紹介します。

 

みかんパウダー(陳皮)の作り方

1. みかんの皮を良く洗います。

 

2.みかんの皮をむいで、乾燥させます。

野菜やフルーツの乾燥器があれば、それで乾燥させてください。

乾燥器がなくても大丈夫です。みかんの皮を適当に小さくちぎり、キッチンペーパーで包み、ひもで縛ります。 乾燥した場所につるして、乾燥させます。

 

※1枚のキッチンペーパーにたくさんのみかんの皮を詰め込みすぎると、かびが発生しやすいので、少量ずついれるのがポイント。

 

乾燥して、手でもパリッと割れるくらいになったらOK。

 

3.ミキサーにかけて、みかんの皮をパウダーにして完成。

※ミキサーが無い場合は、そのまま保存して、使用時に使いやすいサイズにして使ってもいいですね。

 

紅茶のレシピ(ドリンク系)にて、みかんパウダーを使った紅茶「みかんとシナモン紅茶」、さらに、アフタヌーンティー レシピでは、みかんパウダー入りの「シュトーレン風スコーン」をご紹介しています。


ハーブとお茶 イギリスのお茶の歴史から 【コラム】

イギリスは紅茶文化発祥の地。紅茶もハーブティーも飲まれます。そのハーブも紅茶も、ともに熱湯で煎じた液を飲むことが共通することです。

 

イギリスにお茶が紹介されたのが17世紀。それより先に、植物の葉(ハーブ)を煎じて飲んでいました。それなのに、後から入ってきたお茶は、イギリスで瞬く間に人気となったのです。

 

その背景のひとつには、一般的に植物の多くには存在しない、お茶の持つ特有の成分があったからだと考えられます。

 

それがカフェインです。

 

当時のイギリスの酒を飲む習慣と相反して、“酔わない”飲み物としてのお茶が大歓迎されたのです。