世界のお茶(スリランカ)

スリランカの紅茶情報や、スパイスその他のことについてご紹介します。総合情報サイト オールアバウト 紅茶サイトでもたくさんのスリランカ情報を掲載しているので、合わせてご覧ください。

左に写っているのはココナッツ(ドリンク)の売店
左に写っているのはココナッツ(ドリンク)の売店

スリランカの紅茶生産地

スリランカでは紅茶産地を大きく7つに分けています
スリランカでは紅茶産地を大きく7つに分けています

スリランカで生産される紅茶 産地の特徴

 

スリランカで作られる紅茶の傾向や特徴は以下の通り。

 

★ヌワラエリヤ

スリランカで最も標高の高い茶の産地

クオリティーシーズンは12

水色はブライトオレンジ

優雅な香り

 

★ウダプセラワ

ヌワラエリヤ、ウバに隣接した茶の産地で、標高12001500m

クオリティーシーズンは12月と89

 

★ディンブラ

クオリティーシーズンは23

産地の標高は10001500m

まろやかなコク味、水色は明るい褐色

 

★ウバ

世界三大銘茶のひとつ

産地の標高は1200m以上

茶葉は通年生産が可能

クオリティーシーズン 乾期の 8〜9

メンソール系の鼻に抜けるような香り

渋みとコクを併せ持つ

 

★キャンディ

かつてのシンハラ王朝最後の都で、街全体が世界遺産として登録されています

産地の標高は600~1200m

香り、渋みともにマイルド

ストレートで親しまれることが多い

アイスティーとしても好んで用いられます

 

★ルフナ

スリランカで最も標高の低い紅茶産地

水色、香り、味ともに独特な特徴を持ちます。

水色は深い赤褐色、ナッティー(ナッツのような)な香り

味は甘味すら感じられる

 

★サバラガムワ

ルフナから分けて分類されるようになった紅茶産地

大きな茶葉から紅茶が作られ、黒っぽい仕上がりが多い

深く味わいある紅茶

 


スリランカの紅茶を産地の標高で分類

 

スリランカでは茶を栽培する場所の標高で3区分しています。 

スリランカ紅茶産地 標高により分類
スリランカ紅茶産地 標高により分類

スリランカの中でもっとも多くお茶が生産されるのは低地です。お茶の全生産量の60%くらいが低地で作られます。中地は、15%くらい、高地は25%くらいです。


スリランカの国民飲料 キリテー

キリテーについて、また、日本にいてもキリテーを作ってみたいという方に、作り方もご紹介しています。

詳しくは、オールアバウト 紅茶サイトをご覧ください。

スリランカ 現地で人気の紅茶トップ3

袋の中は、BOPFとかDust というグレードの細かい葉が入っています
スリランカで人気の紅茶

スリランカでごく普通に飲まれるミルクティー。スーパーマーケットでも、たくさんの種類があるんだけど、どれが人気?

 

人気トップ3はこの3つ。

赤い袋に入っているのが「ラオジー」 左上が「セイロンタ」 左下が「ゼスタ」

 

Laojee (ラオジー)

Zesta (ゼスタ)

Ceylonta (セイロンタ)

 

スリランカで粉ミルクといえば

キリテーっていう、スリランカのミルクティー。カップ表面は泡立っているものが多い。フォームミルクつくりに欠かせない、スリランカで断トツ人気の粉ミルクは、Anchor(アンカー)

 

この粉ミルクはニュージーランドから輸入。100g中に29.3%の脂肪分が含まれます。

 

これ以外には、Maliban(マリバン) , Nesbray(ニュースブレイ)なども人気。

 

スリランカの紅茶にも合うスイーツ

Thala Balls  

 

ゴマたっぷりの固く、噛みごたえあるお菓子。ミルクティーにも良く合います。

Ginger Fingers

 

甘さ控えめでサクサクした食感。ポッキーのような感覚で食べられます。じわじわと、しょうがが効いてきます。

Herbal Biscuits


食物繊維がとっても豊富な塩気のあるクラッカー。良く噛んでいると口に繊維を感じますが口当たりが悪い感じは全くありません。コタラヒンブツ(サラシア・レティキュラータ)入りだからダイエット向きかも。